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令和6年度サギノー語学文化交流研修5日目

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教職員 : 2024/08/06


 7月26日、朝食を済ませた後、本日は午後の研修のために制服姿で教室に向かいました。Language class4日目はMrs. MelojeaneとMs. Joleneによる授業でした。 二人の先生方のこれまでの経歴を聞いた後、ベン図を用いてお二人の共通点、相違点を挙げていきました。同じ方法で、次は日本とアメリカを比較しました。ベン図を使うことで、2つの国の共通点、相違点を視覚的に整理することができました。


Language class4日目

 次はparagraph writingの練習です。Mrs. Melojeaneから段落の構成要素について、ハンバーガーを例にした説明がありました。そして各自で自分の好きな食べ物について5〜10行の英文を書き、昨日作った粘土細工を見せながら発表をしました。


paragraph writingの練習

 最後はプレゼンに向けての準備でした。各グループでcanvaというグラフィックデザインツールを使って、発表テーマに関連する写真やイラストを貼り付け、文章をまとめました。


プレゼンに向けての準備

 研修も後半に入りました。最初は授業中に発言や質問をすることに慣れておらず、戸惑っていた生徒もいましたが、積極的に授業に参加する姿が見られるようになりました。


 本日のの昼食は、短時間で済ませるために、寮に戻ってアメリカ本場のKFCを楽しみました。日本では見かけないメニューがたくさんあり、特にマカロニチーズ、マッシュポテトとグレービーソース、そして形がバラバラなビスケットに生徒たちは大興奮でした。アメリカならではの味を堪能し、大満足のランチタイムとなりました。


KFC 1

KFC 2

 午後は、サギノーにある日本文化センターSaginaw Japanese Cultural Center and Tea Houseを訪問しました。庭園と阿波鷺能庵が完成するまでの過程を紹介するビデオを見ました。その後、お点前を見学し、裏千家のお作法で薄茶をたてていただきました。京都から取り寄せた抹茶の味は格別で、生徒たちはその美味しさに感動していました。さらに、庭園を管理している庭師のスタッフから、庭園の見どころについて紹介してもらいました。生徒たちは日本文化の深さと美しさを実感したようです。


阿波鷺能庵 1

阿波鷺能庵 2

阿波鷺能庵 3

 夕食は、先日のAmericanメキシカンに続き、本日はAmericanチャイニーズを楽しみました。牛肉とインゲンの炒め物、オレンジ色ソースの唐揚げ、エビ入り焼きそばなど、見た目も味も日本の中華料理とは全く異なるものでした。生徒たちは久しぶりのお米に歓喜しましたが、パラパラなお米を食べているうちに日本食が恋しくなったようです。アメリカの多様な食文化を体験しつつ、日本の味を懐かしむ一幕もありました。


夕食

 夕食の後、地元のチームであるLoonsの野球観戦に出かけました。このチームは大谷翔平選手が所属するDodgersの傘下にあります。球場ではオルガンや実況放送が流れ、盛り上がった雰囲気が漂っていました。ユニフォームや帽子を着たファンがたくさんおり、球場内の食べ物も種類豊富でした。シングルAのチームにもかかわらず、球場の規模はメジャーリーグと思わせるようなもので、試合の観戦だけではなく、チームマスコットのLou E. Loonsがダンスタイムを盛り上げ、観客たちと一緒に踊ったり、ビンゴゲームや7th inning stretchなど、盛りだくさんのイベントで楽しみました。National Pastimeの一端を味わい、お祭りに来たような気分を満喫しました。


野球観戦1

野球観戦2

野球観戦3