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市高ドナーアクション委員会が,第5回徳島新聞「輝け 高校生」クラブ活動助成金をいただきました

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教職員 : 2021/07/21


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第5回徳島新聞「輝け 高校生」

 

クラブ活動助成金を頂きました

 
 6年程前,徳島大学医学部で学んでいた卒業生が,日本の臓器移植の現状に危機感を抱き,本校へシンポジウムの企画を持ち込みました。そのときの講演を聞いた生徒の一部が,市高ドナーアクション啓発委員会を立ち上げ,校内外で活動を始めました。活動に当たっては,徳島大学医学部移植外科の先生や徳島県臓器移植コーディーネーターの方々に協力してもらっています。臓器移植には,献血や骨髄バンクと同じように,大勢の人の理解と協力が不可欠です。しかし,日本では臓器移植を待っているレシピエントが約13,000人いるのに対して,実際に移植を受けられるレシピエントは約400人しかいません。諸外国に比べて臓器移植がこれほど定着していない原因は,制度の問題や日本人特有の生命観などか挙げられますが,最も大きな原因は「無関心であること」だと考えています。そこで,市高ドナーアクション委員会では,臓器移植についてのアンケートの実施・分析,生徒による人権HR授業,オリジナルパンフレットの作成,意思表示啓発動画作成,ラジオドラマ作成,学生証意思表示欄運動,ショートストーリー作成,ボランティアアワードへの参加,レシピエンド・ドナーのご家族・移植医療関係者との交流等を実施しています。

 今回頂いた助成金を無駄にせず,これからも持続可能で主体的かつ創造的な取り組みを心掛けます。どうぞよろしくお願いします。


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