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美術部が「ポイ捨て禁止啓発看板」のデザインを制作

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教職員 : 2021/08/04


 徳島市(環境部環境政策課)から,「ポイ捨て禁止啓発看板のデザイン」の依頼を受け,1・2年生の美術部員全員で取り組みました。個々で作成されたデザイン原案(14点)を基にして,それぞれの原案の良い点(取り入れたい点)を検討し,1つのデザインにまとめ,最終デザイン案を決定しました。その後,データを作成してデザインを完成させました。
 その後,令和3年7月15日(木)に,美術部顧問,部員代表4名が,徳島市役所を訪問し,徳島市長にデザインコンセプト等を報告したのち,感謝状をいただきました。この日は,徳島新聞社から取材を受け,8月4日の徳島新聞の朝刊に掲載されました。


デザイン

〈デザインコンセプト〉
 『ほったらあかんよ!』 とポイ捨てを注意する男の子を中央に大きく置き,柔らかい表現の中にもインパクトのあるデザインとなるよう心掛けました。また,上部には,ポイ捨てをしている心ない人を配置し,悪気なく何も考えずにポイ捨てをする行為を,目や口,スマホの色を黄色にすることで表現しています。それから,絵(イラスト)だけでなく,言葉でも注意喚起できるように,『ポイ捨て禁止!』の文字を強調して入れました。また,下部には,捨てられた空き缶やタバコの吸いがらが悲しんでいる姿を擬人化して表し,子どもが見てもより分かりやすいように工夫しました。背景の街並みは,「みんなで自然豊かできれいな街にしよう!」という前向きな気持ちを表しています。
 この看板を見て,少しでもポイ捨てをする人が減少し,きれいな街が維持できることを願っています。


    □市長に制作過程とコンセプトを説明


コンセプト説明

    □市長から感謝状を拝領


感謝状拝領

    □市長と記念写真を撮影


市長と記念写真

    □新聞社からの取材風景


取材風景

    □徳島新聞掲載記事(R3.8.4)


徳島新聞掲載記事(R3.8.4).

〈デザイン制作に関わって(感想)〉
どこをどうすれば伝わりやすいかなど工夫を凝らし,全員で考えた案を結集させ,最終的にはとても良いデザインになったと思います。F.A(2年)よく目にするポイ捨て禁止看板を新しく自分たちの手で制作することができてとても嬉しかったです。貴重な体験ができ,光栄でした。Y.K(2年)この看板を見て,ポイ捨てをしている大人や学生,子どもたちがポイ捨てはいけないことだとわかってくれたら嬉しいです。T.Y(1年)自分たちの考えた看板が街に置かれているのを見るのが楽しみです。この看板でポイ捨て0の市を目指していきたいです。N.M(1年)