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「関西湾岸SDGsチャレンジ」チャレンジアカデミーが開催されました

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教職員 : 2023/12/22


 今年で6年目になる「関西湾岸SDGsチャレンジ」は、2030年のSDGs(持続可能な開発目標)達成をめざして、地域の困りごとを解決するための企画を地方自治体に提案するプロジェクト型学習で、2018年度から甲南大学と朝日新聞社との共催で実施しています。徳島チームの今年のテーマは、「『徳島には阿波おどり以外、何もない』を考える」です。徳島では、「徳島には阿波おどり以外、何もない」という表現が、地元の住民を中心によく語られると聞きます。「こうした表現は、本当によく言われるのか」、「なぜこうした表現があるのか」。これらの謎を探るために、8月には徳島市内や神山町にフィールドワークに出かけていきました。
 徳島市役所やイーストとくしま観光推進機構、眉山大学や神山まるごと高専、WEEK神山などを訪問しました。いま徳島にて、地域との関係を大切にしながら社会問題の最前線でさまざまな活動に取り組む方々にインタビュー調査を実施することができました。
 9月以降は甲南大生と市高生が、神戸市と徳島市にて主にオンラインを駆使して議論しながら、「徳島には何もない」という表現に一石を投じる企画を検討していきました。
 成果発表会は11月12日(日)に甲南大学岡本キャンパスにて開催されました。徳島チームは「観光まちづくりの未来~次世代へ繋げる新たな旅のスタイル~」と題して、現状分析や企画案、予算案、本企画で想定される効果などを発表しました。その結果、最優秀賞をいただくことができました。神戸市、堺市、和歌山市、岡山市の自治体もそれぞれに課題やSDGsの着眼点が異なり、多種多様な提案は非常に見ごたえのあるものでした。
 今回の取り組みを通して、生徒たちは大学生と共同し、地域課題の発見や解決策の検討を行うとともに、さまざまな世代の方々との素敵な出会いがありました。この貴重な経験は、これからの生活で必ず生かされると信じています。


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