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第65回全国高等学校家庭クラブ指導者養成講座に参加して

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教職員 : 2024/09/03


7月25・26日に、全国高等学校家庭クラブ指導者養成講座に参加しました。1日目にまず、山梨高校の清水校長先生からホームプロジェクトと学校家庭クラブ活動の意義についての講義を受けました。講義の後は、クラブ員交流会として都道府県ビンゴをしました。続いて、分科会を行いましたが、この2日間で最も記憶に残ったのは、分科会での活動です。分科会ではグループごとに各県で行っている活動を共有しました。家庭クラブの活動といえば地域の人々との交流というイメージが強かったですが、他にも誰かの命を守るための活動や環境保護のための活動もできると分かり、今後の活動の幅が広がると思いました。グループでの活動を通して、他県のクラブ員の子と仲良くなることもでき、とても有意義な時間になりました。1日目の最後には、折り紙の体験講座の、ユニット折り紙について学びました。折り紙といえば折り鶴くらいしか思いつかなかったですが、複数の折り紙で実用的かつオシャレな箱を作れて、新しい発見となりました。また、折り紙の色や柄の組み合わせによって同じ形の作品も全く違う作品になるというところに魅力を感じました。   
2日目には、学生団体「やさしいせいふく」の方々の講演も刺激を受けました。「やさしいせいふく」は人にも環境にも優しい服作りを目指し、中学生から大学生が活動している団体です。実際にインドへ行き、縫製工場と綿花農園を視察している動画を見せていただきました。私と同年代の人たちがこのような活動を行っていると知り、行動力に驚きました。1日目の分科会で交換した活動を元に、グループでの考えをまとめ、発表の準備をしました。楽しく活動し、その活動を継続・広めるためには、人と交流できるものや実際に体験できるものを行い、SNSなども用いて情報を発信するという案が多く出ました。最後に、全てのグループが2日間のまとめとしてこれからの学校家庭クラブ活動について話し合い、考えたことを発表しました。活動を続けていくためには自分たちも楽しめることが大切だと思うので、いろいろと出た案も参考にできたらと思います。
講座では2日間という短い時間だったにも関わらず、多くの学びを得ることができ、濃い時間となりました。他県のクラブ員と交流することができ、貴重な経験となりました。これらを生かし、これからも積極的に活動を行っていきたいです。
 
家庭クラブ1年 佐藤・藤野


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