【JRC部】「MIRA-GE next」in 長崎に参加しました
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教職員 : 2026/08/20
7月26日(日)から29日(水)までの4日間、長崎県の出島メッセ長崎を中心に開催された「MIRA-GE next 2026 in 長崎」に、JRC部の2年生2名が参加しました。MIRA-GEは、全国各地から集まった高校生や教員、大学生、社会人が、世代や地域、立場を越えて対話し、これからの社会をともに考える「共創リーダーシップ」を育むプログラムです。今回は35都道府県から、合わせて125名の高校生や教員が長崎に集まりました。本校が日頃からお世話になっている株式会社リンクアンドモチベーションの樫原洋平氏をはじめ、多くの企業・団体や関係者の方々が企画・運営、支援に携わっており、企業の方々のさまざまな支援により、この貴重なプログラムに参加することができました。
本校JRC部では、今年度も高松高校で開催された四国MIRA-GEや、その後のアフター企画などに参加してきました。今回の「MIRA-GE next」にも参加を希望する生徒が多く、その中から選考を経て2名が参加しました。
初日から、自己紹介や目標設定に続き、さまざまなグループワークに取り組みました。自分の持っている情報や考えを相手に伝え、グループで1つの解釈をつくり上げたり、普段何気なく使っている言葉の「定義」について考えたりする中で、「伝えること」と「伝わること」の違いや、自分と相手が異なる前提を持っていることに気づいていきました。
2日目には、「平和」をテーマに長崎原爆資料館や平和公園を訪れました。見学の前後には、高校生と教員が世代を越えて「平和とは何か」について対話しました。「戦争がないことだけが平和なのか」「貧困や差別がある社会を平和といえるのか」など、答えが1つではない問いについて考え、自分自身の言葉で表現していきました。その後は「地方創生」をテーマに、それぞれが暮らす地域の現状や課題、これからどのような地域にしていきたいのかについて議論しました。同じ高校生でも、住んでいる地域によって見えている課題は異なります。他地域の高校生の考えや取り組みに触れることで、自分たちの地域について改めて考える機会にもなりました。また、自ら「共創したいテーマ」を提案し、関心を持った参加者を募って対話する「リーダーアセンブリ」では、本校の2名も防災をテーマに発表しました。日頃から取り組んでいる防災活動や、自分たちが考える課題について全国の参加者と意見を交わし、防災についてさらに考えを深める機会となりました。
そして、その翌日、熊本県を震源とする大きな地震が発生し、長崎県内でも最大震度5強を観測しました。プログラム中に緊急地震速報が鳴り、参加者はすぐに机の下に身を守り、その後は主催者の指示のもと、津波情報や建物の安全を確認しながら避難行動をとりました。前日に防災について語り合った直後に実際の地震を経験したことで、2人にとって、防災への備えや日頃から取り組むことの大切さを改めて強く実感する出来事となりました。また、参加者同士が声を掛け合い、教員や主催者が立場を越えて連携する姿から、緊急時におけるリーダーシップについても考える機会となりました。
プログラムではこのほかにも、社会人の方々から仕事や失敗経験、リーダーシップについて話を伺う「しごとーく」や、未来の技術について考えるワークなどが行われました。高校生、教員、社会人がそれぞれの立場から意見を出し合うことで、自分の考えが広がり、磨かれていく「共創」のプロセスを体験しました。
最終日には、この4日間を振り返り、自分自身にどのような変化があったのか、自分の強みは何なのかを言葉にして仲間と共有しました。また、相手の強みを見つけ、それを伝え合う中で、自分では気づいていなかった一面にも気づくことができました。
4日間を通して、「平和」「地方創生」「防災」「社会課題」「リーダーシップ」など、答えが1つではないテーマについて、全国から集まった仲間と考え、語り合いました。昼間のプログラムだけでなく、食事や自由時間にも交流が続き、学校や地域を越えた多くのつながりが生まれました。MIRA-GEでの学びは、この4日間で終わるものではありません。長崎で得た気づきや全国の仲間とのつながりを、これからの学校生活や探究活動、地域での取り組みにどのようにつなげていくのか。今後の2人の活動にも期待したいと思います。
来年3月には、徳島県で四国MIRA-GEが開催される予定です。今回の経験やつながりを、次の活動へとつなげていきたいと思います。このような貴重な学びと出会いの機会を支えてくださった多くの企業・団体、企画・運営に携わってくださった関係者の皆さま、そして4日間をともに過ごした全国の参加者の皆さまに、心より感謝申し上げます。
【生徒の感想より】
「違いも失敗も恐れるな!ー出会いが私を変えた4日間ー」
出島で行われた「MIRA-GE next」に4日間参加しました。初日は周りに圧倒され、ネガティブになってしまいました。しかし、「このままでは成長して徳島に帰れない」と思い、平和や地方創生などについてのディスカッションを通して、周囲の参加者の姿から学ぶことを意識しました。大きなリアクションで相手が話しやすい雰囲気をつくる姿勢や、分かりやすいメモの取り方、意見を整理してまとめる力など、周りの人の良いところを吸収し、次の日には実際に行動に移すことを心がけました。
企業の方々と交流する「しごとーく」や、共創したいアイデアを発表して仲間を募る「リーダーアセンブリ」では、多くの学びを得ました。「しごとーく」では、笹川平和財団の方からリーダーシップについてお話を聞きました。私はこれまで、リーダーとは自分の意見で場を引っ張っていく存在だと思っていました。しかし、周りの意見を聞き、それを認める寛容性こそが大切なのだと気づきました。これからは、一人ひとりの意見に耳を傾け、誰もが納得できるチームをつくれるリーダーを目指したいです
「リーダーアセンブリ」では、「楽しむ防災」をテーマに多くの参加者の前で発表しました。最初は興味を持ってもらえるか不安でしたが、多くの方が話を聞きに来てくれ、最終的に長崎と愛媛の生徒3名が共創者になってくれました。自分のアイデアに賛同してもらい、一緒に取り組む仲間を得られたことは、大きな自信につながりました。
3日目には、熊本県を震源とする地震の影響で会場も大きく揺れました。実際の災害時には、どのように行動すればよいのか迷うことも実感し、普段から体験を通して防災を学んでおくことの大切さを改めて痛感しました。
この4日間で、全国の高校生と関わり、多様な考えに触れ、たくさんの刺激を受けたことで、自分の視野が広がり、人生観も変わりました。違う意見があるからこそ新しいアイデアが生まれ、失敗は「挑戦」したからこそ生まれるものだと学びました。これからは、違いも失敗も恐れず、MIRA-GEで出会った仲間との縁を大切にしながら、日々挑戦していきたいです。
「出会いがくれた自信 ―挑戦する自分に変われた4日間―」
私は長崎で行われた「MIRA-GE next」に参加し、自分自身と向き合い、新しい考え方に出会えた4日間だったと感じました。参加する前は、初対面の人ばかりの中で4日間過ごすことに不安があり、「本当にやっていけるのかな」と思っていました。しかし、実際に参加してみると、先生方や企業の方々、全国から集まった仲間が温かく接してくださり、楽しみながら多くのことを学ぶことができました。私にとって、これまでで最も濃く、充実した4日間でした。
初日は緊張して思うように話すことができず、とても悔しい思いをしました。しかし、日を重ねるにつれて自分の考えに少しずつ自信がつき、発言や質問ができるようになりました。発表が苦手だった私も、4日間を通して少しずつ挑戦することで、「発表すること」への苦手意識が和らぎました。また、誰かが話しているときには、相槌を打ちながら真剣に耳を傾けてくれる仲間がいたからこそ、安心して自分の思いを伝えることができました。
特に印象に残っているのは、プログラムの最後に行われた振り返りの時間です。自分では気づかなかった長所や課題だけでなく、その改善方法まで具体的に教えていただきました。いただいたアドバイスをすぐに実践することで、自分自身の成長を実感することができました。
参加前は「4日間も必要なのかな」と思っていましたが、終わってみると、1日でも2日でも3日でも足りないと感じるほど、多くの学びと気づきがありました。もっとみんなと一緒に考え、語り合い、学び続けたいと心から思っています。
また、今回出会った全国各地の仲間とは、この4日間だけで終わるのではなく、これからもさまざまなことに一緒に挑戦できる関係が続いていくのではないかと思うと、とてもワクワクします。MIRA-GEで得た出会いや学びを大切にし、これからもさまざまなことに挑戦しながら、成長し続けていきたいです。







